アルツハイマーを予防する食べ物で発症リスクを大幅に低減!
アルツハイマーは認知症の要因の1つで、初期症状では記憶障害や判断力の欠如、適切な言葉が出てこなくなることも。
自分は大丈夫という保証はないですし、考えるほど不安が大きくなりますね~・・・
アルツハイマー病の原因は様々です。
症例の約70%が遺伝で他には頭部外傷、うつ病や高血圧も関係するといわれます。
予防には適度な運動や睡眠の他、特に食生活の工夫が大切です。
食べ物の選び方次第では、認知の健康を劇的に改善し、発症リスクを低減できるのです。
認知機能だけでなく健康面に影響するため、食生活の改善は重要です。
アルツハイマーを予防する食べ物を取り入れて、心身ともに健康を維持していきましょう!
INDEX【目次】
アルツハイマー病の予防に効果的な食べ物
予防に推奨される食材から、特に有効とされるものを厳選しました。
紹介するリストは以下の通り。
- ブルーベリー
- 緑葉野菜
- 緑茶
- シナモン
- ウコン
- 鮭(サーモン)
- オリーブオイル
- ココナッツオイル
- くるみ
それでは早速、予防に効果的な食べ物とその理由について、1つずつ見ていきましょう。
ブルーベリー
ブルーベリーに含まれる抗酸化物質は、フリーラジカルによる損傷から脳を保護し、植物化学物質のアントシアニンとプロアントシアニジンは、神経保護のメリットを提供します。
2016年に行われたシンシナティ大学の調査では、ブルーベリーがアルツハイマー病との戦いにおいて、武器になりえると報告しました。
この研究は、このタイプの認知症の壊滅的な影響を、ベリーの抗酸化物質が防ぐのに役立つことを示しています。
緑葉野菜
ケール、ホウレンソウ、ブロッコリーなどの緑葉野菜は、認知の低下を防ぎ、アルツハイマー病のリスクを軽減します。
米国科学アカデミーの調査では、ビタミンBの補給が、アルツハイマー病に関連する脳領域の縮小を遅らせることが実証されました。
ブロッコリーの豊富な葉酸と抗酸化ビタミンCは、脳機能に重要な役割を果たします。
ビタミンCは、認知低下やアルツハイマー病に対する保護機能があり、葉酸に含まれるカロチノイドは、ホモシステイン(認知障害に関わるアミノ酸)の濃度を下げます。
カップ1杯のブロッコリーを週に2~3回食べると、認知症やアルツハイマー病の発症リスクを低減できます。
緑茶
緑茶の抗酸化作用は、脳の血管が正常に機能できるように支えます。
2011年の研究では、緑茶ポリフェノールが老化と神経変性疾患に有効と報告しました。
カテキン類が脳の老化を保護し、認知症やアルツハイマー病の発生率を下げるサポートをします。
2012年に発表されたヨーロッパ臨床栄養学の研究では、脳にある前頭葉の前側領域に対する、緑茶抽出物の神経作用が強調されています。
脳の長期的な健康を守るために、毎日2~3杯の緑茶を飲みましょう。
関連記事:記憶力がアップする飲み物6選!仕事や勉強の効率も上がる?
シナモン
シナモンは、脳により良い血流を送ることによって、アルツハイマー病の予防と遅らせるのに有効です。
香りを吸うだけでも認知処理を強化し、注意力や仮想認識記憶、運動知覚の速度に関連する脳機能を改善できます。
2011年に発表された研究では、動物にシナモン抽出物を経口投与すると、アルツハイマー病の認知障害が改善されるとの報告でした。
毎日シナモン茶を飲んだり、焼き菓子やスムージーなどにも加えましょう。
ウコン(ターメリック)
ウコンに含まれるクルクミンには抗酸化・抗炎症作用があり、抗炎症作用は、認知障害の要因と疑われる脳の炎症を防ぎます。
抗酸化作用は、脳のプラーク形成の除去と酸素の流れの改善をサポートし、アルツハイマー病の進行を防ぐか遅らせます。
2012年の研究では、重度のアルツハイマー病患者に対する分析で、ウコンの粉末を摂取した結果、行動の症状に有意な改善が見られました。
ウコンを料理に取り入れたり、毎日1杯のウコンミルクを飲んで脳を活性化させましょう。
関連記事:うつ病に効く飲み物!ウコンレモネードは抗うつ薬より優秀
鮭(サーモン)
2007年の研究では、鮭に含まれるオメガ3脂肪酸の一種「ドコサヘキサエン酸(DHA)」が、発症の予防に役立つ可能性が分かりました。
また、神経変性疾患の特徴である2つの脳障害の成長を、遅らせる可能性があります。
2016年の調査では、海産物を摂取すると、神経病理の発生が少ないことが分かりました。
アルツハイマー病のリスクを軽減するため、週に1回は食べることが推奨されます。
オリーブオイル
オリーブオイルに含まれるオレオカンタルとフェノール成分は、アルツハイマー病に対する神経保護メカニズムとして働きます。
マウスの研究では、エクストラバージンオリーブオイルが学習と記憶を改善し、潜在的に脳の損傷を回復させる可能性が示されました。
別の研究では、オレオカンタルが2種のタンパク質と主要酵素の生産を促進しました。
この成分は、脳からβアミロイド(神経変性疾患と関連)を除去するのに重要と考えられています。
参考記事:オリーブオイルの種類と違い!良質で安全なオイルの選び方
ココナッツオイル
ココナッツオイルは、アルツハイマー病と認知症リスクの低減に有益です。
中鎖トリグリセリドがケトン体の血中濃度を上昇させ、これが脳の代替燃料として働き、認知能力が向上します。
2014年の調査では、ココナッツオイルが、皮質ニューロンに対するアミロイドβの影響を減らすと報告しました。
一日に大さじ1杯のバージンココナッツオイルを摂取するとこで、あらゆる年齢層の認知機能と記憶が改善されます。
参考記事:ココナッツオイルの使い方!美容・健康に嬉しいメリット
くるみ
くるみの抗炎症と抗酸化作用は、アルツハイマー病の人の脳に現れる「βアミロイド・タンパク質」から脳を保護します。
さらに、脳細胞を遊離基の損傷から保護する亜鉛が豊富です。
2014年の動物研究では、潜在的な脳の健康メリットが明らかになりました。
くるみはリスクを軽減し、アルツハイマー病の発症や進行を遅らせるか、予防に有効との可能性を示唆しています。
まとめ
アルツハイマーの予防に効果的な食べ物を紹介しました。
身近な食材が多いので、毎日の食事にも取り入れやすいですね。
1つ注意したいのは、逆にリスクを高める食べ物は避けることです。
以下のリストについては、なるべく控えるようにしましょう。
- 揚げ物
- 菓子パン、ケーキ類
- チーズ
- バター・マーガリン
- 赤肉
食べ物は健康な体作りの基礎になります。
アルツハイマーの予防に限らず、多くのメリットがあるのは確実ですね。
今日から早速、食生活の大改造をスタートしましょう!
関連記事:認知症の原因はストレスと違う?リスクを高める9つの危険因子
参考サイト:top10homeremedies.com/superfoods/10-superfoods-reduce-risk-alzheimers-disease.html/
cbsnews.com/media/mind-diet-foods-avoid-alzheimers-boost-brain-health
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