歯磨き直後にゆすぐのはダメ!正しいはずの習慣が逆効果?
2016/07/02
歯磨きは毎日しているから、虫歯の心配なんてないよ!
なんて安心しているアナタ、、当たり前の習慣が間違っているかもしれません。
きちんと磨いてるのに、なぜか虫歯になる人っていますよね。
これは、ブラッシング方法の他に、歯磨き直後に口をゆすぎ過ぎている可能性もあります。
えぇ~っっ?歯磨き粉はしっかり流さないとダメでしょ?
そう思うのも無理ありませんが、実は歯磨き後すぐに口をゆすぐのはNGなんです。
この記事では、多くの人が間違いに気付かず行っているオーラルケアについて、イギリスのDaily Mailの記事を参考に解説します。
今までの思い込みを、改めなくてはいけませんね。
INDEX【目次】
歯磨き直後は口をゆすがない
誰もが習慣にしているブラッシング直後のすすぎについて、専門家は否定的です。
多くの人は理解できないかもしませんが、歯磨き粉で口内環境を整えるためにも、直後にすすぐのは良くありません。
歯にフッ化物を残すためにも、ブラッシングした後に歯磨き粉を吐き出さず、少なくとも30分間置くのが理想です。
同様の見解を述べている日本の歯科医師も少なくないので、この方法が効果的なことは間違いないのでしょう。
何回も口をすすいでいる人にとっては、少し抵抗があるかもしれませんね。
とはいえ、9割以上の歯磨き粉には、フッ素など歯に有効な成分が入っているため、完全に洗い流すことは良くないのです。
歯磨きは食後30分空けてから
朝は時間がなく慌ただしいかもしれませんが、ブラッシングの前に食後30分は待つことが重要です。
オレンジジュースなどの酸性飲料は、歯のエナメル質を柔らかくする性質があるので、ブラッシングの前に口のpHバランスが整うのを待つことが重要です。
それさえも難しいほど急いでいる場合は、歯を保護するために、ミルクのようなアルカリ性の飲料を飲むようにしましょう。
いずれにしても、酸性の食べ物や飲料を口に入れた後、すぐに歯磨きするのは避けるのが無難です。
優しくブラッシング・2分間以上は必要
ブラッシングに力を入れ過ぎると、歯のエナメル質が削れて損傷してしまいます。
歯ブラシの毛は主に「柔らかめ」「普通」「硬め」の3種類があります。
柔らかいと磨いた気がしないという理由で、硬めを選ぶ人も多いのですが、結構これが歯を傷付けているのです。
最適なのは毛先が柔らかいブラシですが、抵抗があれば普通の硬さのブラシを選びましょう。
歯ブラシの持ち方は鉛筆を持つように、握りしめるのはいけません。
歯磨きに要する時間も個人差はありますが、一通り軽く磨いているだけでは、歯石や食べカスが除去しきれません。
最低でも2分間を必要とするのは、急ぐことで強いブラッシングをしてしまい、歯を傷つけてしまうためです。
歯の裏側も丁寧にブラッシング
しっかり磨けているという人は別にして、歯の裏側は無視して、外から見える表面だけを磨く人もいます。
プラークは歯の表面だけでなく歯の裏側にも構築されますので、全方向から丁寧にブラッシングすることが非常に重要なのです。
また、シャワーの合間に歯磨きをするのは効率的にも思えますが、プロセスへの注意力が散漫になります。
十分な歯のケアをするためには、鏡の前でブラシが45度なのを確認し、ムラがないかチェックしながら歯を磨く必要があります。
手抜きすると歯垢や歯石ができたり、歯の黄ばみにもつながるので丁寧に磨きましょう。
[関連記事]
歯を白くする方法!ウコンで簡単ホワイトニングと抗菌も!
歯石取りは自分で!ココナッツオイルで痛みもなくスッキリ
頻繁な間食は避ける
あまりにも間食が多いと、ブラッシングで歯に大きなダメージを与える可能性があります。
通常は口内に中立のpHレベルがあり、食べることでpHレベルが低下します。
これが酸性に変化するため、エナメル質の問題につながります。
pHバランスが唾液によって正常な状態に戻るために5分かかります。
長時間にわたり歯が酸性の環境下にあると簡単に損傷しますので、絶え間なく間食を繰り返すのは良くありません。
まとめ
歯磨き直後にゆすぐのはダメな理由と、正しい歯磨きについて解説しました。
今まで正しいと思っていた習慣が逆効果では、かなりショックですよね。
磨けば良いというものではないので、この機会にしっかり覚えておきましょう。
もう一度、大切なポイントをまとめます。
- 歯磨き直後は口をゆすがない
- 歯磨きは食後30分経ってから
- 少なくとも2分間はブラッシング
- 毛先の柔らかいブラシで裏表とも優しく磨く
- ダラダラ間食は避ける
毎日しっかり歯磨きしても虫歯になるという方は、思い当たることもあったのでは?
歯は一生の付き合いになりますので、いつも健康な歯で美味しく食べられるようにケアしましょう。
※歯の痛みが辛いけど、すぐ歯医者に行けないときの参考に。
歯の痛みを和らげる方法!薬に頼らなくても数秒で効果が?
参考サイト: Daily Mail Online
関連記事
-
-
チョコレートで虫歯予防効果?!健康・美容に効く天然サプリ
チョコレートは大好きだけど、カロリーが高いしニキビや肌荒れの原因になるから、あま …
-
-
成長ホルモンを分泌させる方法!若返りの秘訣は濃度の管理
成長ホルモンは、ヒトにおける成長と細胞増殖および再生を刺激します。 「睡眠時間が …
-
-
じゃがいもパックの効果!シミのない美肌に導く5つのレシピ
じゃがいもパックに関心をお持ちのアナタ、さすが目の付け所が違います …
-
-
アーモンドミルクは低カロリーで栄養効果の高い健康飲料!
牛乳の代替乳飲料として、アーモンドミルクが注目を浴びています。 代替ミルクといえ …
-
-
危険な食品リストにトマト缶!医師が確実に避ける食べ物に衝撃
口に入れたら危ない食べ物といえば、毒の成分を持つ不気味な植物や、菌の温床である生 …
-
-
インフルエンザに効果あるアロマと使い方!風邪や喉の痛みにも
今年はインフルエンザが猛威を振るいました。 病院は診察待ちで大混雑ですし、猛烈に …
-
-
人参ジュースの効果は癌だけじゃない!注目を集める理由とは
人参(にんじん)ジュースの効果・効能が、熱い注目を浴びています。 …
-
-
30代の白髪対策は染めない!安全で効果的な6つの改善方法
40代後半からの白髪は自然なことですが、実年齢より老けた印象になり …
-
-
冷たい水が体に悪い3つの理由!水を飲んでも脱水症状に?!
連日の猛暑に耐えきれず、冷たい水を飲む回数が増えてしまいます。 冷たい飲み物はス …
-
-
血圧とコレステロールを下げる!劇的に効く飲み物のレシピとは?
私たちが毎日食べるものは、動物性脂肪の比率が高くなっていますね。 …