食中毒の対処方法!解毒に良い飲み物と回復に役立つポイント
2018/03/11
食中毒(食あたり)は、食べ物の中の細菌やウイルス、または他の毒素によって発生します。
一般的には悪心や嘔吐、腹痛、頭痛、めまい、下痢などが主な症状です。
症状が軽めの場合は、病院に行かず自分で対処する人も多いでしょう。
ただし、食中毒の種類によっては重症化する場合もあるため、注意深く対処する必要があります。
この記事では、自分でする食中毒の対処方法として、不快な症状の改善に効果的な飲み物をいくつか紹介します。
早く回復するための食事やポイントも併せて、いざという時の参考にしてくださいね。
INDEX【目次】
食中毒の症状改善に効果的な飲み物
下痢や嘔吐が続くと多くのミネラルが失われるため、まずは水分補給が必要です。
水よりもスポーツドリンクを、体調に合わせて少しずつ飲みましょう。
水分を体内に補うことで、食中毒の症状を引き起こす毒素を洗い流す効果もあります。
これで少し楽になりますが、まだ気持ち悪いし食欲もありませんね。
そこで、早めに食中毒から回復するために、次に紹介する飲み物をお試しください。
なお、特に深刻な下痢や嘔吐、めまい、脱水症状などがある場合は、早めに病院を受診しましょう。
生姜
生姜は、ほとんどの消化器系疾患(食中毒に起因するものを含む)に対し、優れた治療薬として働きます。
食中毒を伴う胸やけ、吐き気などの症状を止めるために、ジンジャーティーを1杯飲みましょう。
すりおろし生姜小さじ1をカップ1杯の水で数分ほど沸かし、はちみつや砂糖を少し加えたら、昼食か夕食後に飲みます。
また、炎症や痛みを軽減するために、はちみつ小さじ1に数滴の生姜汁を加え、数回飲み込む方法もあります。
リンゴ酢
リンゴ酢は本質的に酸性ですが、体内で代謝されることでアルカリ性の効果があり、 様々な食中毒の症状を緩和できます。
消化管の内張を和らげて細菌を死滅させます。
また、水分を補給して、嘔吐や下痢で失われた重要な栄養素やミネラルを摂取することができます。
空腹時あるいは食前に、カップ1杯の温水に小さじ2のリンゴ酢を混ぜて、ゆっくり飲みましょう。
不快な症状が改善されるまで、これを毎日3回繰り返します。
リンゴ酢の効果はこちらでも紹介しています。
リンゴ酢の健康効果が万能!気になる症状別のレシピと飲み方9選
レモン
レモンの抗炎症、抗ウイルスと抗菌性は、食中毒の対処法として大いに有効です。
レモンに含まれる酸は、食中毒の原因となる細菌を殺すのに役立ちます。
小さじ1杯のレモン汁に砂糖ひとつまみを加え、一日2~3回飲んでください。
また、消化器系をきれいにする方法として、温水にレモン汁を加えて飲むのもOK。
※レモンにはこんなに優れた効果も。
レモン水の効果アップは朝の一杯!作り方や飲み方のポイント
ウコン(ターメリック)
ターメリックは様々なのタイプの細菌に作用し、下痢をを止めるための優れた治療法でもあります。
カプセルでウコンを摂取するか、粉末を水やミルクに混ぜて飲みます。
一般的な投与量は4カプセル、または粉末ウコンなら小さじ1です。
なお、水分が少ないと便秘になりやすいため、水は多めに飲みましょう。
にんにく
にんにくの持つ強力な抗ウイルス性、抗菌性、抗真菌性は食中毒との戦いにも非常に効果的です。
また、下痢や腹痛などの症状も緩和します。
細かく刻んでハチミツ適量と混ぜるか、にんにく一片を水と一緒に飲み込みましょう。
摂取は1時間ごとに繰り返すことができます。
ハーブティー
ハーブティーを飲むことで消化器官の痛みを和らげ、不足した体内の水分を補給することができます。
ペパーミントティーは胃に鎮静効果を与え、胃痛を和らげることができます。
胃の感染症を治すには、コンフリーの根(ヒレハリソウ)とシモツケソウが有効です。
吐き気を感じるようなら、カンゾウ茶またはカモミール茶をお試しください。
これらは、炎症を軽減して胃を落ち着かせる効果があります。
はちみつ
はちみつが持つ抗真菌性と抗菌性は、消化不良や食中毒の症状を改善に有効です。
そのまま何も加えず摂取しても良いし、お茶に加えて飲むのもおススメ。
小さじ1杯のはちみつを一日3回摂取することで、胃の不調を癒すことができます。
また、胃酸が過剰に生成されるのをコントロールします。
活性炭(チャコール)
天然の食用活性炭は無味無臭です。毒素を吸収して結合し、不活性にする作用があります。
定期的に摂取することで、体内の老廃物を排出するデトックス効果も。
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粉末を水と混ぜて飲む、またはカプセルか錠剤でも摂取できます。
一般的な服用量は1~4カプセル/錠で、粉末の場合は小さじ約1/4~1です。
症状が続く場合は30分後に、さらに1時間ごとに繰り返すことができます。
活性炭による便秘を避けるために、多めの水で飲みましょう。
食中毒からの回復および予防に役立つポイント
不快な症状は徐々に快方へ向かいますが、すっかり体力も抵抗力も落ちています。
少しでも早く回復するための効果的な方法と、日頃から準備したい予防についてもご案内します。
水分補給
食中毒は体にストレスを与えます。
嘔吐や下痢によって多くの体液が失われた場合、すぐに補給する必要があります。
水でも良いですが、電解質の摂取にはスポーツ飲料が効果的です。
ナトリウムを身体に戻すためには、食塩水(電解質)を食べ物やスープ、水に加えるのも良い方法ですね。
プロバイオティクス
身体に有益な作用をもたらす生きた微生物で、腸内フローラ(細菌叢)を整える作用があります。
プロバイオティクスが含まれるヨーグルトやサプリメントを摂取すると、食中毒の症状が治まった後に、消化器系のバランスを回復するのに役立ちます。
消化に良い食べ物
胃に優しいものをゆっくり食べることで、早めの治癒と回復をサポートしましょう。
プレーンヨーグルトは、悪玉菌を減らして下痢を止めるのに有効です。
ただし、冷たいままでは胃腸に負担がかかり逆効果なので、常温に温めてから、はちみつを加えて食べましょう。
この他にもバナナやお粥、オートミールなどが良く、辛い食べ物や脂っこい食べ物は避けてください。
食中毒の予防にはサプリを携帯
食中毒の経験があれば、同じことが再び起こらないよう注意するでしょう。
確かに、自宅での食事をチェックすることは大切ですが、旅行や外出先で食中毒が起こる可能性もありますね。
念のため出かけるときは、にんにくやリンゴ酢のカプセル、または活性炭サプリを携帯してください。
食事の前後に飲んでおくことで、予期せぬ食中毒を予防することができます。
まとめ
食中毒の対処方法として、解毒効果のある飲み物や回復のためのポイントを紹介しました。
気をつけていても、食あたりを100%避けるのは難しいですものね~・・・
もしものときに、適切な対処法や効果的な飲み物を知っておくことで、慌てずケアすることができます。
ただし、下痢や嘔吐が長引いたり意識障害や呼吸困難の症状が表れたら、迷わず病院で治療を受けてくださいね。
参考サイト:earthclinic.com/cures/food-poisoning-cure.html
top10homeremedies.com/home-remedies/home-remedies-for-food-poisoning.html

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