観葉植物の空気清浄効果！NASAが推奨する最強18選とは

 
観葉植物の空気清浄効果に期待して、置いている方は多いかもしれませんね。
ところで、その植物がどれほど効果を発揮するか、ご存知でしょうか。

家具の塗装や洗剤、化学物質満載のスプレー缶など、家の中やオフィスは想像以上に有害物質だらけ・・・

そこで今回は、汚染物質や有害化学物質を浄化する、最も効果的な18の植物を紹介します！
これは、NASA米航空宇宙局の研究に基づいています。

原因不明の体調不良も、観葉植物の空気清浄効果で改善するかも～♪
では早速、NASAが推奨する最強リストを見ていきましょう。
 

 

NASA推奨の空気を浄化する観葉植物リスト

NASAの研究者は、家庭やオフィスの空気を浄化するために、9.3平方メートル(約5畳)ごとに、次の植物を1つは置くことを勧めています。

2種類の有害化学物質を除去する植物

 
フェニックスからオリズルランまで、ホルムアルデヒド、キシレンの除去効果があります。

【フェニックス】

亜熱帯地域が原産のヤシの仲間で、背丈が高く四方に広がる葉がトロピカルムード満載♪

日光が大好きな植物なので、明るい場所に置きましょう。
育ったヤシの実(デーツ)は、食べる楽しみもありますよ (^-^)b

【セイヨウタマシダ】

「ボストン・ファーン」と呼ばれるシダ科の植物で、葉の長さが１m以上になるものも！
葉が柔らかく横に広いため、吊り下げると見栄えのするインテリアに。

【キンバリー・クイーン　ファーン】

オーストラリアに生息するシダ科の植物。
縦に剣のような葉が伸びており、コンパクトなので場所を取りません。
温度が低いと育ちにくいので、日当たりの良い暖かい場所に置きましょう。

【アレカヤシ】

噴水のような葉、あるいは羽のような形とも表現されます。
南国の雰囲気を演出してくれる植物で、ヤシ科の中では、インテリアとして最も利用されています。

【ベンジャミン】

観葉植物の定番ともいえる品種で、刈り込みに強いのが魅力。
色々な形にアレンジできるため、好みに合わせて育てる楽しみがあります。

日陰でも育ちますが、基本的に日光を好むので、寒い時期は明るい場所に置きましょう。

【オリズルラン】

細長い葉が放射状に広がる多年草で、日陰や寒さに強く、初心者でも育てやすいのが特徴。
釣り鉢にして楽しむのが一般的なので、場所を取らないのがメリットです。

【アグラオネマ】

迷彩柄が特徴的なサトイモ科の植物で、ホルムアルデヒド、ベンゼンに効果があります。

映画『レオン』で、ジャン・レノが育てていた植物といえば分かるでしょうか。
直射日光が苦手なので、日陰で明るめの場所に置きましょう。

3種類の有害化学物質を除去する植物

こちらで紹介する植物は、3種類の化学物質を除去してくれます。
()内の名前が該当する有害物質です。

【ポトス】

初心者でも育てやすいため、昔から人気の高い観葉植物です。
実物を知らなくても、名前は聞いたことがあるのでは？

一般的に出回っているのは「ゴールデンポトス」という品種で、置く場所は床やテーブルなど自在です。
(ホルムアルデヒド、キシレン、ベンゼン)

【アンスリウム】

光沢のある色鮮やかな花が印象的で、育てるのが簡単なこと、そして長く楽しめるのがメリット。
花持ちは良いものの、育てるのが難しいので上級者向きかも。
(ホルムアルデヒド、キシレン、アンモニア)

【カンノンチク】

縁起の良い植物で風水でも重宝されています。
ちなみに「観音竹」と書きますが、竹ではなくヤシの仲間です。

洋室にも和室にも合いますし、置く場所を選ばないのが魅力です。
(ホルムアルデヒド、キシレン、アンモニア)

【ヤブラン】

キジカクシ科の多年草で、夏から秋にかけて開花します。
花期以外でも葉が鑑賞できますので、時期によって違う表情が楽しめます。

日陰でもよく育つことから、外での栽培にも広く利用されています。
(トリクロロエチレン、キシレン、アンモニア)

【ガーベラ】

キク科ガーベラ属の多年草で、約40種類が存在します。
色によって花言葉が違うので、好きな色で選ぶも良し、花言葉で選ぶのも素敵♪

日陰だと花が咲きにくい半面、暑さに弱いため、夏場は明るい日陰に置きましょう。
(トリクロロエチレン、ホルムアルデヒド、キシレン)

【ドラセナ・フラグランス】

「幸福の木」で知られるドラセナは、60種類ほど存在しており大きさも色々です。
乾燥し過ぎないように、適度な湿度を保つように育てるのがポイント。
(トリクロロエチレン、ホルムアルデヒド、ベンゼン)
 

4種類の有害化学物質を除去する植物

ここで紹介するのは、トリクロロエチレン、ホルムアルデヒド、ベンゼン、キシレンを除去する植物です。

【セイヨウキヅタ】

別名は「アイビー」で、ヨーロッパや西アジアが原産。
寒さに強く日陰でもよく育つので、不慣れでも栽培しやすい品種といえます。

【サンセベリア】

ほとんど水やりを必要としない、乾燥に強い植物。
逆に、他の観葉植物のように水を与えると、根腐れして枯れてしまうので要注意。

【ドラセナ・レフレクサ】

インド原産の常緑樹で、別名「ソングオブインディア」。
ドラセナ類の中でも、レフレクサは寒さに弱いので、冬場は最低10℃以上の確保を。

5種類の有害化学物質を除去する植物

この2つの植物が除去するのは、トリクロロエチレン、ホルムアルデヒド、ベンゼン、キシレン、アンモニアです。

【スパティフィラム】

熱帯アメリカを中心に分布する、サトイモ科の植物です。
気品ある白い花を咲かせる姿は、「上品な淑女」の花言葉がピッタリ。

直射日光が当たると枯れてしまい、日陰だと花が咲きません。
間接的に明るい場所で育てましょう。

【キク(菊)】

日本固有の植物というイメージですが、有名な和菊の他に、西ヨーロッパで生まれた洋菊もあります。
なるべく明るい場所に置くことと、水が多いと根腐れするのでご注意を。
 

 
すべての有害物質に対応する、スパティフィラムと菊は最強ですね！
都市部や工場が近い場合、効力を発揮してくれそうです。

では次に、健康を損ねる有害物質について解説しましょう。
 

健康に影響を及ぼす5つの有害化学物質

これらの化学物質は、健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。
実際に、多くが以下の症状に関わっています。
 

■トリクロロエチレン
この化学物質に関連した症状は、眠気と昏睡状態が続く興奮、めまい、頭痛、吐き気と嘔吐を含みます。

■ホルムアルデヒド
この化学物質に触れることで、鼻や口と喉に刺激を生じます。
重症なケースでは、喉頭および肺の腫れができます。

■ベンゼン
呼吸すると目の刺激や眠気、めまい、頭痛を引き起こします。
また、稀なケースでは、無意識に心拍数の増加や混乱につながります。

■キシレン
口や喉の炎症とめまい、頭痛、錯乱状態になる場合もあります。
他に心臓疾患、肝臓や腎臓障害と昏睡状態を引き起こすケースも。

■アンモニア
この有毒なガスは、咳や喉の痛み、苛立ちを引き起こす可能性があります。

まとめ

観葉植物の空気清浄効果として、NASAが推奨する18の植物を紹介しました。
1つは既に置いているという方も、多いのではないでしょうか。

しかし、植物のパワーは凄いですね～ Σ(￣□￣|||)
もしかすると、ヘタな空気清浄機より優秀じゃないですか？！

部屋ごとに置いてもコストは抑えめですし、鑑賞したり癒しにもなりますから。
さて我が家も、天然の空気清浄機を設置しましょうか♪

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