正しい姿勢でパソコン操作してる?悪い姿勢は心臓疾患やうつ病も!
2016/05/24
あなたは、正しい姿勢でパソコン操作していますか?
PCに向かう時間が長いほど、肩凝りや目の疲れなど、体の不調を感じてしまうもの。
しかも、悪い姿勢は心臓疾患やうつ病など、体に深刻な悪影響を及ぼします!
ほとんど一日中、PC作業で座りっぱなしよ~・・・
という方へ、悪い姿勢が引き起こす健康リスクと、すぐ実行できる対策方法を解説していきます。
何時間もパソコン操作している人は、今すぐチェックしてみてくださいね。
悪い姿勢と健康への弊害
パソコン作業をしていると、画面に顔が近づいて前屈みになりがち。
顎が突き出た状態で猫背になり、首が歪んでしまう「ストローネック」の状態になります。
首は前方向に湾曲しているのが正常ですが、姿勢が崩れると真っ直ぐになってしまいます。
また、長時間にわたりキー入力を続けていると、手首や腕、膝などが痛くなりますね。
頭を支える首が前傾することで背中の筋肉が疲労し、続いて胃の筋肉を弱めます。
その結果、肺の容量が30%も減少してしまう、という専門家の指摘も。
この姿勢を続けていると、筋肉の緊張や椎間板ヘルニアを引き起こす可能性も。
悪い姿勢は背中の痛みと消化器系の問題にもつながるとか・・・
腰と膝の関節に十分な滑液を作るための相互作用をせず、リンパの流れが遅くなります。
さらに偏頭痛や神経障害、胃障害、うつ病、および心臓疾患にも関連しています。
こうした事態を避けるためにも、次に紹介する対策法を実践してみましょう。
頻繁に休憩を取る
定期的にPCから離れて、周辺を歩いたりストレッチもおすすめ。
頭より上に腕を上げたり開くことにより、コルチゾール(ストレスホルモン)の放出を減少させます。
頻繁に休憩を取ることで心身ともにリフレッシュし、より創造的になり健康の維持にも役立ちます。
確かに、長時間座り続けることにより、血流や体液の循環が悪くなりますので、定期的に体を動かすのは大切なことです。
最適なワークステーションを設置
使用しているPCのモニターは、理想的な位置にセットされているでしょうか。
高すぎるかあるいは低すぎる、あまりに近いか遠すぎるケースが多々あり、これが姿勢に影響しています。
デスクや椅子の高さが合っていないと、正しい姿勢でパソコンに向かうことができません。
私たちは無意識に、高い位置でキーボードを操作したり前傾姿勢のことが多く、背中と肩の筋肉に負担がかかり痛みを生じます。
- 画面は水平視線より下
- 椅子は座面まで37~43cmで調整可能なもの
- デスクは60~72cmで調節可能なもの
モニターを見上げる状態では、目や首が疲れますね。
目の高さがモニター上部に水平で、画面を少し見下ろす程度が適切でしょう。
椅子やデスクは身長に合わせて高さを調整し、理想的なポジションを作ります。
高すぎると頭や腕が上がった状態になり、低すぎると猫背になってしまいますので、このセッティングは重要 (^o^)b
自分の姿勢に気をつける
肘の位置とキーボードの高さを確認してください。
キーボードの前端は肘より下にあるべきですが、上にある場合は手首や背中に負担がかかっています。
次に、目からモニターまでの距離です。
適切な距離は45~55cmで、それより遠くなると前屈みの姿勢になります。
椅子の高さは、座ったときに膝が90度になり、足の裏は床に接する必要があります。
座る位置は姿勢に影響しますので、しっかり高さ調整をしましょう。
- 目からディスプレイまでの距離は45~55cm
- 上腕からキーボードまで肘は90度以上
- 足裏は床面に接すること
モニターまでの距離が近いと眼精疲労にもつながるので、適切な距離を心がけましょう。
キー入力の時間が長いほど、肩や腕に負担がかかります。
自然な角度で手をキーボードの上に置くように、椅子とデスクの調整をします。
足が浮いていると血流が悪くなりますので、座面から膝は90度、足の裏は全て床に接するようにします。
まとめ
パソコンを趣味で使う範囲なら問題ありませんが、業務で何時間も操作する場合は、襲ってくる疲労も相当なものです。
正しい姿勢でも疲れるものが、姿勢が悪いと重い疲労だけでなく、健康面でのリスクも高まってしまいます。
単に「目が疲れた」とか「筋肉痛が」と言うだけならマシですが、他の病気を引き起こす恐れもあるので怖いです。
PC環境をチェックして「マズイな~・・」と思った方は、早めに対策してくださいね。
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