白湯の効果と作り方!飲むタイミングと摂取量が重要なポイント
2016/05/25
白湯は沸かしたお湯を冷ましたもので、一般的に湯冷ましともいいます。
詳しい効能については分からなくても、冷え症に効果があるとか、胃腸に優しいイメージはあると思います。
白湯を飲むことで、美容と健康面で数々のメリットがあります。
白湯で得られる効果や作り方、効果的な飲み方のタイミングなども紹介します。
INDEX【目次】
白湯の由来と驚きの効果
白湯の効果はインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」から始まり、胃腸の働きを整えることが健康に重要とされました。
体温が下がると代謝や免疫力は低下しますが、白湯を飲むことで体温が1℃上がると、代謝は13%もアップします。
[こんな症状はありませんか?]
- 季節に関係なく手足が冷えている
- しっかり寝ても眠いし体がだるく重い
- 少しのことでイライラしやすい
- あまり食べないのに太りやすい
- 風邪をひきやすい
白湯を飲むことで得られる効果
白湯を飲むことで内臓が温まり、代謝がアップして血液の循環が良くなるので、老廃物が排出されやすくなります。
利尿作用で余分な水分が排出され、血液やリンパの流れが改善しますので、体重減少とむくみ・便秘解消につながります。
白湯を飲むことで血流が良くなるので、脂肪が燃焼されやすくなり、太りにくい体質になります。
人間の身体は60%が水分のため、白湯で水分補給することで肌に潤いを与え、乾燥肌の改善にも効果があります。
効果的な飲み方
適温は50℃前後で、ぬるいより暖かいと感じる程度です。
一般的な方法は、やかんでお湯を10分ほど沸騰させ、冷ますのが良いとされています。
でも、それにこだわる必要はなく、普通にお湯を沸かしても良いしレンジで温めるだけでもOKです。
水道水でもミネラルウォーターでも使用できます。
ただ、浄水器を通していない水道水は、沸騰させてから冷まします。
そうすることでカルキ臭が抜け、まろやかで飲みやすくなります。
一日の摂取量は、700~800mlが目安とされています。
飲み過ぎは体に必要な栄養まで流れてしまい、健康を損なう恐れがありますのでご注意ください。
飲むタイミング
白湯が体に良いとはいえ、単に飲むだけでは効果が期待できません。
タイミング次第で大きな違いが出てきます。
【朝食前】
起床したらすぐに、約150ccをゆっくり飲みます。
一気飲みは内臓に負担がかかるので、すするように少しずつ時間をかけて飲みます。
水分補給と代謝がアップすることで、腸のぜん動運動と排便を促す効果もあります。
【食事中】
1日3回の食事時にも、約150ccの白湯を飲みます。
食事の合間に飲むのを繰り返すことで、消火吸収をサポートします。
【就寝前】
寝る前にも約150ccの白湯を飲みます。
リラックス効果がありますので、深く心地良い眠りが得られます。
飲み忘れた場合は
朝の忙しい時間帯や、外食先では飲めないこともあります。
その時間に必ず飲まなくてはいけないものではないので、他の時間に飲めばいいのです。
基本は朝・昼・夜に分けて飲みますが、それほど神経質になる必要はないので、飲めるタイミングで構いません
人間が一日に必要な水分は1500~2000mlです。
白湯は800mlですから、その他は白湯以外の好きな飲み物を飲んでも構いません。
ただし、なるべく糖分を含まないお茶などを選びましょう。
まとめ
白湯を飲むだけで、代謝アップやデトックスができて、健康と美容に効果が得られるのは最高ですね。
それでは、白湯の効果と作り方のおさらいです。
- 代謝アップと血液の循環が良くなる
- 体重減少とむくみ・便秘解消
- 脂肪が燃焼し太りにくい体質に
- 乾燥肌の改善
※適温は50℃前後で、ぬるいより暖かいと感じる程度です。
※レンジでも可ですが、水道水は沸騰させてから冷まします。
有名な女優やモデルさんたちも、白湯を飲むのが習慣だそうですから、かなりの効果があると思われます。
高価なサプリメントも必要ないですし、お金も手間もかからず手軽にできますね。
冷え症で手足が冷たい、疲れやすくイライラする、痩せにくいなどの悩みがある人は、すぐにでも始めてみましょう。
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