チョコレートで虫歯予防効果?!健康・美容に効く天然サプリ
2015/10/20
チョコレートは大好きだけど、カロリーが高いしニキビや肌荒れの原因になるから、あまり食べられない・・・
よく耳にする話ですが、チョコは肌や身体に良くないという思い込みは、少し間違いです。
チョコレートは悪いどころか、原料のカカオ豆には優れた健康・美容効果があるのです。
肌荒れや高カロリーの原因は、製造過程で入る砂糖やミルクでした。
何気なく食べているチョコレートですが、しっかり選んで食べると、お肌にも健康にも良い、文字通り「美味しい」スイーツになります。

INDEX【目次】
【健康に良いカカオの成分バランス】
チョコレートの主原料はカカオ豆ですが、以前は「薬」として重宝されていたほど、成分バランスに優れています。
カルシウムや鉄分、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、昔はカカオ豆をすり潰して飲用したそうです。
カカオの優れた健康効果は、まさに天然のサプリメントです。
虫歯予防に効果的な成分が含まれており、その分野で有名な緑茶やウーロン茶よりも、高い効果があるといわれます。
また、抗菌作用はもとより、歯垢ができにくい口内環境を整えます。
免疫力アップに有効な抗酸化作用により、花粉症などアレルギーの原因となる、活性酸素の働きを抑制する効果があります。
抗酸化作用の実力は、なんと緑茶の5倍ということです。
活性酸素は動脈硬化や胃がんの原因なので、その働きを抑える効果が注目されるのは当然のことです。
更に病原性大腸菌O-157や、ピロリ菌の増殖を抑える効果もあります。
【美肌効果や記憶力アップも】
チョコに含まれるエピカテキンは、集中力や記憶力のアップ、さらにアルツハイマー予防の効果が期待できます。
チョコレートの香り自体にも、同様の効果があるといわれています。
ポリフェノールや各種ミネラルは、便秘解消や肌荒れ予防にも役立ち、ストレスの緩和やアンチエイジング効果もあります。
成分のフラボノールは、肌を日焼けによるトラブルから保護します。
多くの女性が気になるカロリーですが、カカオバターに砂糖が入ると高くなります。
ただし、カカオバター自体は脂肪分解の働きがあり、体脂肪率は上がりにくくなるということです。
実際に調査した結果でも、カカオ70%以上のチョコレートを食べ続け数値を確認したところ、8割の人が体重を維持したということです。
肥満指数(BMI)にしても、頻繁に食べる人ほど低い傾向にあります。
【チョコレートの正しい食べ方】
美容や健康に良いとはいえ、好きなだけ食べていては逆効果です。
また、チョコなら何でもOKというわけではなく、選ぶ基準や食べ方を守らないと効果は期待できません。
ミルクや砂糖が豊富なチョコは、悪玉コレステロールが大量に存在していますので、脂肪が気になる人は控えましょう。
カカオ含有率は70%、最低でも60%以上のチョコが理想的です。
一日に摂取する目安として、30~90g程度が良いでしょう。
ただし、テオブロミンという成分を摂り過ぎると、中枢神経に影響を及ぼすため、妊婦や月経前の人は控えるのが無難です。
【まとめ】
「美味しいけど身体に良くない」という思い込みで、大好きなチョコレートを我慢する必要はないのです。
こんなに美味しくて魅力的な食べ物が、美容や健康に絶大な効果があるのですから、食べない理由が見つかりません。

チョコレートの効果を最大限に取り込むために、カカオ含有量をチェックして適量を心がけましょう。
チョコを食べて幸せな気分になると、より効果が上がりそうですね。
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