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熱中症対策の塩分補給!必要な場合と適切な摂取量

      2016/05/25

猛暑のシーズンになると、熱中症が心配になります。
最近では炎天下の屋外だけでなく、室内にいても熱中症にかかるケースが増えています。

熱中症には水分補給はもちろん、塩分も重要だといわれています。
一方で、日本人は塩分過多も指摘されているため、どれくらいの量が適切なのか曖昧です。

この記事では、熱中症対策で塩分補給が必要な場合と適切な摂取量、さらに予防対策や症状のチェックなどを解説します。
 
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塩分補給が必要なケースと理由

夏になると熱中症の予防手段として、塩飴や梅干しを食べる人が増えます。
これは「熱中症予防には水分と塩分の補給が必要」という定説があるためです。

しかし、夏だからといって塩分を補給するのは、実は正しくないといいます。

塩分が必要となるのは、激しいスポーツや重労働で大量の汗をかき、体から水分と一緒に塩分が失われた場合です。

このときに水分だけ補給すると、体内の塩分が薄まってしまいます。

体は塩分濃度を回復するために、汗や尿で水分を放出しようとするので、いくら水分補給しても脱水症状が続き熱中症になります。

つまり、通常なら汗をかいても塩分は排出されず再吸収されますが、大量の発汗になると塩分が失われてしまうのです。

  • 大量の発汗は熱中症の危険性が高く、水分と塩分を補給する必要があります。
  • 通常は食事からの摂取で十分なので、1時間ごとに1/2カップの水を飲みます。

 

塩分の適切な摂取量の目安

一般的に日本人は、塩分の摂り過ぎといわれています。

    【数値は一日分】

  • 平均摂取量: 10.7g
  • 健康な男性の摂取目安: 9g未満
  • 健康な女性の摂取目安: 7.5g未満
  • 高血圧の場合: 6g以下が求められるケースも

 
上記の数値からも、塩分の取り過ぎは明白です。
では、熱中症の危険性がある場合は、どの程度の塩分を補給すればいいのでしょう。
 

■体液中の塩分濃度は0.1~0.2%なので、水1リットルに塩分1~2g(梅干し1個が該当)
■水分の吸収速度は30分~1時間なので、喉が渇いてからではなく早めに補給

 
睡眠時に失われた水分や塩分は、朝食でも十分に補給できますので、朝食はきちんと食べましょう。
ある程度の塩分は朝食で補っていますので、日中の水分補給時に塩分の過剰摂取には注意しましょう。

※塩分補給にはスポーツドリンクが一般的ですが、実は牛乳にも塩分が含まれています。
スポーツ後に摂取するとアルブミンが合成され、血液量が13%アップするそうです。

暑さに強くなるためには、運動後にタンパク質を摂るのが効果的なので、低脂肪乳やヨーグルトも有効です。
 

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熱中症の症状と予防

熱中症対策には、日頃から予防を心がけるのはもちろん、いざというときに即対応できるように、症状のチェック方法を覚えましょう。

    [こんな症状に注意]

  • めまいや立ちくらみ、顔のほてり
  • 筋肉のこむら返り
  • 体のだるさや頭痛・吐き気
  • 汗を拭いても出る、あるいは全く汗をかかない
  •  
    [重症の恐れがある症状]

  • 自分で水分補給ができない
  • 呼びかけに返事をしない
  • けいれん・自力で歩けない
  • 体温が異常に高く皮膚表面が赤い
  •  
    ※重度の熱中症が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

    [熱中症の予防対策]
    基本は通気性が良く速乾性のある衣類を着用します。
     

  • 外出時は日傘や帽子を着用し、日陰を利用してこまめに休憩します。
  • 室内は扇風機やエアコンの温度調整と、遮光カーテンや打ち水も有効。
  • ※室内外ともに喉が渇いていなくても、こまめな水分補給と必要に応じて塩分補給をしましょう。

 

まとめ

熱中症は考えている以上に怖いものです。
どれだけ気をつけていても、かかって倒れてしまうことがあります。

タレントの所ジョージさんも、エアコンの効いた車の中で水分を取りながら作業していたのに、熱中症になってしまったそうです。

日頃からしっかり予防対策を心がけ、仮に熱中症が疑われる症状が出た場合は、迅速に適切な対処をすることが大切です。

 

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 - 健康・美容

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