犬の性格は種類で判断できないと感じるエピソード

未分類

犬の性格は種類によって違うというのが定説です。
しかし、その犬種が説明通りの性格かといえば、一概には判断できないエピソードがあります。

私が高校生の頃(●●年前)に、近所の商店で柴犬を飼っていました。
ご存知の通り柴犬は、主人に忠実で知らない人や他人には警戒心を持つ種類として知られています。

しかし、「コロ」の性格は違っていました。
shibainu_brown
 

SPONSORED LINK

 

【我が家に入り浸り】

実家では犬を飼っていませんでしたが、コロが毎日のように入り浸っていたので、我が家のペットと勘違いされるほどでした。

餌付けしたわけでもないのに、お腹が空くと何処からかやってきます。
台所のテラス窓の前に立ち「ワォ~ン♪」と鳴き、しっぽを振りながらご飯を待っています。

朝や夕方の散歩時間になると、連れて行ってもらおうと待機しています。
本来の飼い主が探しに来るのですが、いつの間にか姿を消してしまい、仕方なく帰るとヒョッコリ出てきます。

勘違いしないでいただきたいのは、決して飼い主が粗末に扱っているのではなく、むしろ可愛がっているし丁寧にお世話しています。
それなのに、どういうわけか我が家に半ば住み着いている状態なのです。

たまに便利だなと思ったのは、食事を作り過ぎて余ったとき、その時はいないのに「コロ~」と呼ぶと、1分以内に登場するのです。
鍋や食器がキレイになるまで食べてくれるので、食材がムダにならずに助かりました(笑)

とはいえ、本来の飼い主が困っていたので、あまり食べさせないように気をつけていましたが、美味しそうに食べる姿を見ると・・・

 

SPONSORED LINK

 

【母に同行するのが日課】

実家は兼業農家をしており、徒歩10分の畑に母が作業のために向かうと、コロがいつも同行していました。

今日はいないかなと思っても、準備をして玄関を出ると、いつの間にか待っているのです。
母と並んで畑へ向かう姿は、どう見ても「忠犬ハチ公」のようです。

しかも、帰りも一緒ですから驚きですし、作業が終わるまでコロは何をしているのか疑問でした。
コロが母と行動を共にするのは、畑だけではありませんでした。

近所へのお出掛けも必ず一緒に行きますが、自分の家の前を通るときは道路から外れて、思いっきり迂回して行ったそうです。
家に居付かないことを叱られると思ったのか、なかなか知恵が回ります。

ここまで読んでピンときた人もいるでしょうが、コロが懐いているのは、我が家というより母なのです。
飼い主でもない人間に、ここまで忠実になれるのかと不思議でした。

 

【涙が出るほど感動した行動】

ある日、いつものように母はコロを伴い畑へ行きました。
作業に夢中で気がついたら日が落ちて、辺りは暗くなってしまいました。
周りには民家もない山の中で、とても心細くなったそうです。

さすがにコロもいないだろうし、早く帰らないと・・・と思いながらも、試しに名前を呼んでみました。
すると、足元で「ハッハッ」という息遣いが聞こえて、「コロなの?」と問いかけたら、「クゥ~ン」と嬉しそうに返事したそうです。

真っ暗になった帰り道を、コロはしっかり隣を歩いて帰ってきました。
母は家の中に入る前、感謝の気持ちをこめてコロを抱きしめたら、何となく微笑んだように見えたそうです。

母はコロを厳しく躾けたとか、ひたすら可愛がったわけでもありませんが、本来の飼い主よりも懐いていたのは確かです。
その理由が分かりませんでしたが、接し方が違ったのかもしれません。

母はコロをペット扱いするのではなく、いつも家族や友人と接するように、自然な関わり方をしていたのでしょう。
犬にとって忠誠を示す相手は、「大切な人」という認識なのでしょうね。

SPONSORED LINK

コメント

タイトルとURLをコピーしました