キャンプ初心者必見!テント設営のコツと場所選びの基本
2017/04/11
アウトドアシーズンが到来すると、大勢のキャンパーで賑わいますね!
とはいえ、キャンプ慣れしている上級者は別として、初心者はテントの張り方や設営場所もよく分からないでしょう。
キャンプ場に入ったものの、何を基準に場所を決めれば良いのか、テントの向きや張り加減に戸惑うことも多々あると思います。
そこで、キャンプ初心者も安心して楽しく過ごすために、テント設営のコツや場所選びの基本を紹介します。
INDEX【目次】
テント設営を避ける場所
あらかじめ指定されているテントサイトは仕方ありませんが、場所が選べる場合は設営に不向きなポイントをチェックしましょう。
川の横や中洲
夏場は涼しいし水が使えるとのは便利ですが、雨が降ると増水して非常に危険です。
特に山は天気が変わりやすいので、晴天だと思っても急激に暗くなり、スコールが降りだすこともあります。
中洲は以前から危険性を指摘されており、毎年のように事故が発生していますので、絶対に避けるべきです。
テントの周りを川に囲まれていると、万一の際に逃げられません。
崖の下や大きな木の下
大雨や強風などの悪天候になった場合、がけ崩れや落石が発生する恐れがありますので、できるだけ崖からは離れましょう。
また、大きな木は落雷を受けやすく、雨上がりは日が当たらず湿気が抜けなくなります。
ただし、暑い時期は木が日陰を作りますし、過ごしやすいのも事実です。
雨風を避けるには場所でもあるので、その時期の気温や天気で判断すると良いでしょう。
湿気が多い地面や傾斜地
湿気が多いだけでも不快なものですが、雨が降ると更に水気を含んでしまうため、ジメジメして虫も発生しやすいです。
地面を触ったり観察してみて、湿気が多く水溜りの形跡があれば対象外とするべきです。
傾斜が緩い場合はそれほど気になりませんが、角度があると落ち着かず眠れまません。
テントを設営する前に、「ここで寝られるか」を冷静に考えましょう。
水場が遠い
バーベキューなど炊事では水を使いますし、後片付けの際にも必要です。
また、何らかの原因で出火した場合を想定すると、水場から近い場所を選ぶのが得策です。
一方で、多くの人が水汲みや洗い物に出入りするため、音が気になって落ち着かないという人もいます。
この辺は臨機応変に判断して、設営場所を決めた方が良いですね。
引き続き、テント設営のポイントについて紹介します。
テント設営のコツと注意点
テント設営は体力を使いますし、不慣れだと手際よく設営するのは難しいものです。
風向きを考えたり、しっかり固定させることが大切です。
※こちらの動画で設営のポイントを紹介しています。
2人以上で設営作業をする
1人用のテントなら簡単ですが、複数人でのキャンプになると大変です。
テントを張るのも大がかりな作業になるため、短時間で確実に設営を完了するには、作業人数が多いほど捗ります。
入り口を風下に向ける
意外と入り口の向きを気にする人は少ないのですが、天候や風向きによっては大きな影響が出ます。
入り口が風上を向いていると、雨風が強いときにテントを出入りするたび、雨や埃が中に入り込んでしまいます。
両側に入り口があるテントの場合、暑いときは両方を開けるこで風の通りが良くなります。
入り口になる側を風下にすることで、様々なメリットがあるのですね。
適度な張りを保つ
テントやターフにたるみがあると、雨が降ったときに水が溜まってしまいますので、適度に弾力をもたせて設営します。
ただ、強く張り過ぎると破損してしまい、雨漏りする原因になります。
つまり、しわやたるみができない程度に張るということです。
場所の選び方や設営ポイントの次は、初心者におすすめのテント選びです。
初心者に最適なテントの選び方
キャンプには必須のテント、初めてだと何が良いのか迷いますよね。
テント選びのポイントは3つです。
- 設営が簡単にできること
- タープと一体型の2ルーム
- 便利なインナー二重構造
上記を兼ね備えたテントがこちらの2つです。
コールマン テント ラウンドスクリーン2ルームハウス [4~5人用]
ロゴス テント neos PANELドゥーブル XL[4~5人用]
キャンプ上級者でもテント設営は大変です。
特にペグ打ちに時間と体力を使いますが、この2ルームハウスはペグダウンが少ないので楽です。
テントとタープが一体になっているので、リビングに荷物を置いたりできますし、天気を気にすることなく移動できます。
インナーはテント内で片づけられますので、雨が降っても濡らさずに済みます。
普通のテントならフライも一緒に濡れてしまうので、これは便利です。
まとめ
キャンプ初心者必見の、テント設営のコツと場所選びの基本を紹介しました。
必要な知識がない状態でキャンプを始めても、慣れない作業で疲れたりイライラすると、楽しめませんからね。
いつもと違う環境で寝泊まりするので、最高の思い出作りができるように、しっかり準備して万全の態勢で出かけましょう (^^)b
最後に、ワンポイントアドバイスです。
新聞紙は下に敷くだけで温かくなりますし、寒さ対策のアイテムとしても、色々と便利に使えるので用意しましょう。
それでは、キャンプを楽しんできてくださいね♪
※コテージやバンガローを検討されている方は、こちらもどうぞ。
コテージとバンガローとの違いは?キャンプ場の宿泊施設を比較
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